視覚障害者ってどんなお仕事をしてるんだろう?
視覚障害者になることが予想されたときに、真剣に考えました。
目が見えない・目が見えにくい人のお仕事って何だろう?
それは私にもできるのかな?
たくさん考えた結果、パソコンを使ったお仕事をすることにしました。
視覚障害者がパソコンを扱えるのか、私が在宅ワークを選んだ理由も含めてお話します。
視覚障害者にとっての在宅ワーク
私が視覚障害者になったのは、目の病気が理由です。
病気がわかったのが23歳で大学卒業時。
そこから5年後、視覚障害者手帳を取得しました。
独身の頃は「目が悪くなるから」とパソコンにはほぼ触らない生活でしたが、結婚後はほぼ毎日パソコンを触っています。
目が見えにくくてもパソコンが触れるじゃん!
と喜んで、妊娠がわかったときに在宅ワークを始めることにしました。
同じ病気の人からのアドバイス
目の病気がわかって、お仕事について悩んでいたときに同じ病気の人からアドバイスをもらいました。
「目が見えなくなっていく病気だからって何もできないわけじゃない」
「俺はパソコンを使えて良かったと思っている」
「見えにくくたって、パソコンを使えば在宅ワークだってできるんだぞ!」
そう、同じ病気の人から教えてもらったのが在宅ワークなんです。
出不精の私でも、在宅ワークができるようになればお仕事ができるのは嬉しかったです。
ライティングの練習
私がライティングの練習に使っていたのは、書き写すことです。
最初はどういう文章を書き写せばいいのかわからず、自分の体験談をブログに書くようになりました。
当時のブログは残っていませんが、無料のlivedoorブログで書いていました。
面白かったツイートや、好きな動画について書いてました。
借金督促ブログも作ってました。
ブログを通して、webでの文章の書き方を学びつつ、学生の小論文みたいな堅苦しい文章を直していきました。
視覚障害のあるライティング初心者ができるお仕事
妊娠がわかったときにクラウドワークス を始めて、数年はコツもわからず、年収1000円という始めただけっていう感じの仕事ぶりでした。
正直、サボりまくりがわかっちゃいますよね(笑)
それでも、何とか続けていました。
子供が保育園に行き始めて、時間ができてからは、たまたまシナリオライターの募集を見つけたんです。
シナリオって結構面白くて、私には合っていたみたいです。
体験談が合っている人、創作があっている人っていると思うんです。
シナリオのお仕事を見つけてからは、報酬も急激に上がりました!
初心者は体験談がおすすめって聞いたことがあったんですけど、私はいろんな仕事を受けてみるのがいいと思っています。
「〇〇について」ってあったら、それを検索してみる。
「へ~」と思えば挑戦、「無理」と思ったら次を探す。
シナリオのお仕事も、そうやって見つけました。
視覚障害があっても働けることが嬉しい
実は私、昔は物書きになりたかったんですよ。
文才もないけど、物書きが良かった。
学生時代は物語も何作か書きました。
それを思い出しながら、障害があっても働けることが嬉しいです。
やる前にできるかできないかで悩まなくなりました。
やってみてから考えるようになったら、新しくできるようになったこともたくさんあります。
ライティングでもう少しがんばったら、ステップアップしてみようと考えています。
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